社会福祉法人 丹後視力障害者福祉センター
設立50周年記念式典を開催しました

 令和7年11月1日、丹後地域地場産業振興センターにて、法人設立50周年記念式典を開催いたしました。
 当日は、ご来賓の皆さまをはじめ、点訳・音訳ボランティア、ガイドヘルパー、当事者団体の皆さまなど多くの方々にご出席いただき、これまでの歩みを振り返りながら、50年の節目を共にお祝いしました。


会場入口に掲げられた「設立50周年記念式典」看板

 第1部の式典では、まず理事長 中村基彦より、これまで支えてくださった皆さまへの感謝と、視覚に障害をもつ方々が安心して暮らせる社会の実現に向けた取り組みを推進していく決意が述べられました。


式辞を述べる中村理事長

 続いて、来賓を代表して、衆議院議員 本田太郎様、京都府知事 西脇隆俊様(代読 京都府丹後広域振興局長 塩見様)、京丹後市長 中山泰様、公益社団法人京都府視覚障害者協会会長 岡田多栄子様から、温かい祝辞をいただきました。


祝辞を述べられる本田太郎衆議院議員

  長年にわたり理事として運営並びに事業活動に尽力された19名・2社・1団体の皆さまに感謝状と記念品をお渡ししました。


感謝状を受け取る三浦到様

 岩城久治様より、設立50周年を記念して行われた俳句大会の講評が行われました。
 特選の受賞者は遠方のため、式典は欠席となりました。


講評を述べられる岩城久治様

 毛呂敏弘理事の閉会のあいさつをもって、第1部の式典は閉会しました。
 半世紀にわたり、視覚障害者の情報提供施設として、また同行援護事業所として多くの方にご支援をいただき歩んでこられたことに、心より感謝申し上げます。今後とも、視覚に障害を持つ方々が自らの可能性を広げ、地域社会において尊厳をもって生きることのできる環境づくりに、全力を傾けてまいります。


会場の様子

 第2部として、舞鶴市出身の盲目のシンガーソングライターである福本淳(ふくもときよし)様のコンサート・トークショーを行いました。学生時代にご苦労されつつも音楽の道に進むため努力されたお話や心に染み入るピアノの弾き語りに、笑い声と歓声で会場は大いに盛り上がりました。


弾き語りを行う福本淳様

 地元をはじめ、遠方からも多くの方にご出席いただきました。ありがとうございました。
 また、今回の式典の運営にあたっては、ボランティアや役員の皆さまの温かいサポートに支えられました。心より感謝申し上げます。


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